ムシと昆虫の違いは分類の仕方にある
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概要

もうしるい。昆虫綱網翅目(Dictyoptera)の昆虫の総称。不完全変態昆虫類に属する。そのなかでもゴキブリ類とカマキリ類をあわせて一群としたの分類群が網翅類。このゴキブリ類とカマキリ類は現在ではそれぞれゴキブリ目Blattodeaとカマキリ目Mantodeaとして扱われている。だが一括して網翅目として扱う研究者もいる。カマキリ類は系統的にゴキブリ類から出現したとされている。その証拠として背腹に平たい体形、左右不相称の外部生殖器、卵鞘(らんしょう)をつくるなどの共通した特徴をもつ。しかし一方では両類の大きな違いも目立つ。ゴキブリ類は主に夜行性で全ての肢は歩行肢となっているが、カマキリ類は昼行性で目に依存した生活形態をとり、さらに前肢は捕獲肢としていわゆるカマキリの鎌となっている。さらにカマキリ類はバッタ目(直翅目 Orthoptera)に分類する方法もある。ゴキブリ類の起源は古く、古生代石炭紀にはすでに繁栄していたが、カマキリ類の化石は新生代に入ってからのものしか知られていない。