概要
コウチュウ目・ホタル科の昆虫の総称。発光することで有名。世界には約2,000種が生息し熱帯から温帯の多雨地域に分布する。日本ではゲンジホタルを指し、本州以南各地に分布。5月~6月にかけて発生する。日本では夏の風物詩として親しまれている。成虫の体長は最大30mmほどで、甲虫としては小・中型である。体型は前後に細長く、腹背に平たく、特に前胸は平ら、頭部を被うことが多い。全体に黒っぽい種が多く、前胸だけが赤い。甲虫としては柔らかい。メスのほうが大きく、またメスは翅が退化して飛べない種類があり、さらには幼虫のままのような外見をした種類もいる。成虫期間は約1~2週間ほど。発光する能力は「敵をおどかすため」や「食べるとまずいことを警告する警戒色である」と言われており、実際にホタル科は毒を持つ。「交尾のために発光能力を獲得した」と言う説もあり、一般的である。発光物質はルシフェリンと呼ばれ、ルシフェラーゼという酵素とATPがはたらき発光する。生物の発行には熱は無く「冷光」と呼ばれる。