概要
カワゲラ目または襀翅目。半変態群に所属。有翅亜網の昆虫のなかでは最も原始的な昆虫のグループのひとつ。体は上下にやや扁平、頭から尾の先まであまり幅の変わらない棒状である。また体はやややわらくて弱い。一般的に前翅より後翅の方が広い。不飛翔時は体の幅と同じくらいに扁平に重ねて翅をたたむ。翅を持たない種もある。幼虫は水生。成虫とほぼ同じ姿だが翅はない。成虫はすべて陸生である。成虫は咀嚼口式。また幼虫はカゲロウに似ている。だが尾は常に2本で腹部の両側に鰓はない。鰓は胸や腹端に房状や指状のものがある場合があるが、鰓をもっていない種もいる。肉眼で前胸・中胸・後胸の区別が容易にできる。 カワゲラ目の種は汚濁に弱い種が多く、この仲間が見つかった川は大変きれいな川だと考えることができる。 また、春から初夏に羽化する種が多く、夏休み前後には一部の種しか見つからない。長野県では幼虫はざざむしとして食される。その場合醤油・砂糖で煮た佃煮として食す。寒冷な土地での貴重なたんぱく源として古くから食された。