概要
漢字では「百足・蜈蜙・蜈蚣・蝍蛆」と書く。多足亜門ムカデ綱に属する節足動物。体は細長く、やや背腹に平たい。頭部と胴部から成り、。頭部には1対の触角と口器がある。目は単眼が集合したもの。口器は1対の大あごと2対の小あごから成り、第一胴節の付属肢は1対の鋭い顎肢となり腹面に位置している。顎肢は毒腺を持つ。胴部は多数の同じような形の胴節からなる。各1対の付属肢があり歩肢とよばれる。歩肢対数は種類によって数に違いがある。最後の歩肢は長く、歩行に用いられず曳航肢となる。胴節の末端に肛門節と生殖節がある。毒は酸性。大型種に噛まれるとかなり痛いが、死ぬようなものではない。しかし患部が腫れ、まれにリンパ腺炎をおこし、発熱することもあるのですぐに病院に行くべき。死亡例としては誤って飲み込んで喉を噛まれ、窒息死した例があるくらいである。肉食性で昆虫やクモを主食する。害虫と考えられ、咬害が多く、衛生害虫としても注意すべき。頭の上に落ちてきたら払いのけるよりじっとし、去っていくのを待つのが良い。払いのけると噛まれる場合もある。地域によっては神聖なものとして殺さない。