概要
節足動物は昆虫類、甲殻類、クモ類、ムカデ類、などを含む、動物界最大の分類群で、海、陸、土中、空中、寄生などあらゆる場所に進出しています。現生種は約110万種と全動物種の85パーセント以上を占めています。最近の研究では、海産の線形動物だけで1億種以上いると推定されています。次に節足動物の特徴ですが、体表面はキチン質とタンパク質などからなるクチクラで構成された外骨格で覆われており、成長に伴い脱皮し新しい外骨格が形成されます。陸上のものは器官を持つものがあり、原則としては有性生殖を行い、卵生です。各体節からは一対の関節肢と呼ばれる足が出ており、途中には関節があります。多くの分類群では、成体になる過程で変態を行います。体は体節の繰り返し構造である体節制をとり、外骨格も体節単位になっています。体節の間は関節状に可動であるものが多いです。また外観上あるいは機能上の単位として、体を頭部、胸部、腹部の3部、または頭胸部、腹部の2部に分けることがあり、各分類群ごとの特徴として用いられています。