概要
殿様飛蝗。バッタ目バッタ科の昆虫の一種。ダイミョウバッタとも言われる。大型のバッタで体長は35~65mm。オスよりメスの方が大きい。前翅には茶色と白色のまだら模様がある。後翅は模様が無い。色が個体によって差があり、緑色型と褐色型の2つ。密度が高い環境で育ったものを群生相(または集団相)と呼び、密度が低い環境で育ったものは孤独相(または単独相)と呼ぶ。一般的によく見られるのは孤独相である。北海道~八重山、小笠原に分布。イネ科植物の多い草原に生息する。食べるのはイネ科の草本の葉である。しかし昆虫の死骸などを食べることもある、また脱皮中で動けない同種個体を襲って食べることもある。群生相は飛翔能力が高く、長距離移動に適し翅が長い。また凶暴で攻撃的、食草の幅が広い。その群生相が発生すると大群をなして移動するようになり、飛蝗(ひこう)という。農作物を食い荒らす蝗害を引き起こす。特撮ヒーローの「仮面ライダー」のモチーフはトノサマバッタである。